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2014/3/15:2014 F1 Rd.01 Australian GP Qualifying

いよいよ開幕戦を迎えた2014年のF1シリーズ。開幕戦の地は秋めいてきた南半球の大陸、オーストラリア。コースはメルボルンにあるアルバートパークに設けられたコースだ。

Albert Park Circuit Data
全長:5.303km
レース距離:307.574km
周回数:58Laps
コーナー数:16

~Q1~

今年から予選方式も若干の変更が加えられた。Q1の時間が20分から18分間へと短縮された。

予選Q1では今季よりレッドブルに移籍したCar No.3のダニエル・リカルドが1'30"775でQ1を通過。2番手にマクラーレンのルーキー、ケビン・マグネッセン(Car No.20)。3番手にウィリアムズのフェリペ・マッサ(Car No.19)が追う。Q1の後半に突如として降雨になり、ロータスのパストロール・マルドナド(Car No.8)がアタックできずにノックアウト。2年ぶりのF1復帰となった小林可夢偉(Car No.10)は降雨の影響で後続がアタックを諦めたため、16番手でQ1通過となった。

~Q2~

Q1より3分短い15分間で行なわれるQ2は、Q1中に振り出した雨が路面に残っているため、全マシンがインターミディエイトタイヤでコースへと出て行く。今年のレギュレーション上、ダウンフォースが昨年に比べて少ないのと雨の影響でコースはスリッピーな状態に。アクセルを少しでもラフに踏めばテールスライドは避けられない状況の中、メルセデスのニコ・ロズベルグ(Car No.6)が1'42"264でQ3進出を決める。

信じられないことに昨年のワールド・チャンピオンであるCar No.1のセバスチャン・ベッテルが思ったほどペースが上がらずQ2不通過に終わるという事態に。ベッテル自身、3シーズンぶりにQ3進出を果たせない結果になった。フェラーリのキミ・ライコネン(Car No.7)もQ3に駒を進めることができなかった上にクラッシュしてしまう。小林可夢偉は15番手でQ3進出ならず。明日の決勝は15番グリッドからスタートとなる。

~Q3~

12分間で行なわれたQ3では、すでに路面はフルウェットの状態に。Q3進出者のみに与えられる予選用ソフトタイヤの出番はお預けとなった。雨が小康状態になり少しずつ路面コンディションが改善されていくとレインからインターミディエイトに履き替えるチームも。予選終了間際にリカルドが1'44"548でトップに立ったと思われたが、そのすぐ後ろでアタックに入っていたメルセデスのルイス・ハミルトン(Car No.44)が1'44"231で逆転し自身32回目のポールポジションを獲得した。3番手にはハミルトンのチームメイト、ロズベルグが滑り込んだ。

~Result~
Pos. Driver Time
  1  ルイス・ハミルトン  1'44"231
  2  ダニエル・リカルド  1'44"548
  3  ニコ・ロズベルグ  1'44"595
  4  ケビン・マグネッセン  1'45"745
  ↓     ↓    ↓
  15  小林可夢偉  1'45"867


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