管理人が3月に買ったばっかりのガスガン。実銃はローエンフォースメント(法執行機関)向けに作られた銃でセレクターによりセミ/フルを切り替えて射撃することができる。このガスガンでもその機構が再現されている。

ベースモデルはGlock17とよばれる9×19mm弾を使用する拳銃で、ポリマーフレームを多用した銃として一世を風靡した。今に至るポリマーフレームオートの基礎を作り上げた。
東京マルイのガスブローバック・フルオートシリーズの第2弾として登場したこの銃は実銃と同じように(条件にもよる)毎分1200発の速さで連射することができる。


実銃とほぼ同じ刻印が入れられたスライドとグリップ部分。空港が舞台になった映画「ダイハード2」では「ドイツ製の高級拳銃で空港のX線検査機にも映らない」という主人公・マクレーンの台詞があったが、ドイツ製でもなければX線検査機にも引っかかる。(そもそも銃身や強度が求められる部分は金属製だし、弾丸も金属製)
そもそもエアガンで使える金属パーツは限られているため、銃が持つ金属感を出すためには塗装で表現するしかなかったが、グロックはそもそもポリマーと呼ばれる複合樹脂でボディができているため本物もプラスチックっぽいらしい。なので、エアガンとしてモデルアップするにはある意味都合がいいモデルでもある。

G18Cの右サイド。こちら側にはエジェクションポートとグリップの上下部分に刻印がされているが、グリップ部分に関してはマルイオリジナル刻印なのでリアルさを求める人には少し見るに耐えないかもしれない……。というよりマルイに求めてはいけない。
あくまでツール(道具)とした作りをしているため、デザイン的面白さはあまり無い。実銃では撃発方式はストライカー式となっているが、ガスガンは構造の制約上、ハンマー内蔵式となっている。


左:スライドストップの状態。スライドを引く音もチャキーンという金属音ではなくジャコッ!というプラスチック音。右:エジェクションポート(排莢口)部分。左手側から伸びているのはガスが噴射されるノズル。
撃ってみるとブローバックのキレはかなり良い印象。使い古された表現ではあるが手首にガツンと衝撃が来る。トリガーレスポンスは少し鈍い印象だが、実用上はまず問題ないと思われる。フルオート射撃では弾が相当バラつくのでセミオート射撃時のような精密さは皆無。ただ、瞬間的に弾幕を張ることができる分ファイヤーパワーは電動ガンに引けをとらないと思う。(別売りのロングマガジン必須)

エアガンでもポートが再現されているが、ガスガンはアウターバレル(見えている黒い部分)のみに切れ込みが入っているだけである。ここからガスを逃がしてしまうと恐らく弾が飛んでいかない……。
この銃のデザイン上もっとも特徴的なのがスライド上部に大きく空いた穴とバレルの切れ込みである。拳銃とはいえ、9mm弾をフルオートで撃つと銃のコントロールが難しくなるため、銃身上部にポートを設けることで発射ガスを部分的に逃がしてコントロール性を上げるというシステムだが、実銃にしろエアガンにしろ激しくスライドが前後するためそれでも着弾はバラつく。


セミ・フルオートを切り替えるセレクターはスライド左側についている。写真左がセミオートのポジションで、写真右がフルオートポジションである。決してセーフティではない(笑)ちなみに両画像の左下側に見える四角いパーツがスライドストップレバー。衣服に引っかからないように極力突起の無いデザインになっている。


購入時に付属している24連マガジン。グロック26に付属しているマガジンは短すぎるため当然、17・18Cには装着できない。右画像はマガジンフォロアストッパー装着中のもの。
標準でついてくるマガジンは装弾数24発。別売りオプションで50連のロングマガジンが使用できる。マガジンが長くなる分、気化スペースも広がるので発射サイクルを持続することができる。また、ガスブロG17(またはカスタム)のマガジンも使用できる。マルイ最初のガスブログロック26にロングマガジンを装着することもできる。(コンセプトは崩壊するが……)
総評実際に握ってみるとダブルカラムマガジンなので太く感じるがエルゴノミックデザインのためさほど苦ではない。(最初にすこし戸惑うが)スライドストップ、マガジンキャッチなどの操作も比較的簡単に片手でできるので慣れてしまえば問題ないだろう。実射性能もセミオートであれば10mの距離でも十分に当てることができるし、なんと言ってもフルオート時の弾幕でその場を制圧できるほどの火力もあるのでゲームでの使い勝手も良いだろう。ただ、ネット上で色々情報を探していると夏場のフルオートはスライド破損の危険性があるなど強度に少し不安が残るので、注意が必要だ。





