World Rally Cars in GT6後編

スバル・インプレッサ。手前が第一世代(GC8)、奥が第二世代(GDB)。それぞれ異なる規定の下でチャンピオンに輝いた実績を持つ。

今回の「GT6 Play Log」は本作に収録されているラリーカーに的を絞って、幾つか紹介したいと思う。

オリジナルラリーカーも

ランサーWRCをベースにモディファイされたランサースーパーラリーカーとCZ-3ターマックラリーカー。CZ-3はモーターショーに出展されたコンセプトカーで小排気量エンジンにランサーエボVIIに搭載された駆動システムを組み込んだ意欲作だったが市販化はされなかった。それをラリーカーに仕立てて収録したのだ。

実際にラリーの世界で戦ったマシンのみならず、ポリフォニーデジタルが『製作』したマシンも数多く収録されてる。上画像のマシンは三菱が一年のWRC参戦休止を経て投入されたWRカー「ランサーWRC」をベースに製作されたラリーカーである。色々大人の事情が絡んで、実際にラリーで戦っていたマシンが収録できず、オリジナルカーとして収録されることが多い。ポルシェが未だに収録されないのも同じ理由である。

他のラリー競技専用マシンも

世界的に有名なラリー競技といえばWRCが思い浮かばれるが、パリダカ(現在は南米で開催されてる)やAPRC(アジア・パシフィックラリー、GTシリーズには専用マシンは収録されていなが)などがある。改造範囲の制限がほぼ無く、一番上のクラスともなれば1000psマシンが登場したり、フォーミュラカーが走ったりする北米最大のヒルクライム競技パイクス・ピーク・インターナショナル・ヒルクライムである。

アウディ・スポーツ・クワトロS1。WRCのGr.B全盛期に投入されたラリーカーである。ほぼ同時期にヒルクライム仕様に改造された同マシンをパイクスに参戦させ総合優勝を飾っている。

ヒルクライム競技とはいわゆる峠の登りをいかに速く登るかという競技である。足回りやトータルバランスといった基本も大事だが、急勾配を上るための強心臓(=馬力)も必要となるため、エンジンパワーは500ps~1000psオーバーとモンスター中のモンスターが出てくる。そのヒルクライム競技の中で世界的に有名なのが前述したパイクスである。

アウディのスポーツ・クワトロはそれまで2輪駆動があたりまえだったラリーの世界の構図をガラリと変えてしまったシステムである。曲がらないが当たり前だった4WDから曲がる4WDとなったことで今までの強靭なトラクションと回頭性であっという間にチャンピオンへと登りつめたのである。S1は2.2リッターの直列5気筒ターボでおよそ600psを出力していた。

GTのラリー競技

前編でも説明したようにラリーとは一台、一台が間隔をあけて同じコースを走り、その総合タイムを争う競技である。つまり、先行した車両がトラブルやスローダウンなどしない限り、接近することは無いのである。前作、GT5ではスペシャルイベントとしてラリー競技が収録されていたが、GT6からは国際Bクラスイベントにダートトライアルとして収録されているが、ラリー競技ではなくレース競技になっている。つまり、複数のマシンが狭い峠道を走るのである。

つまり、こういうことになるのである。(笑)


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