2013東京モーターショー特集!~クルマノミライ~

2013年11月30日(土)東京ビッグサイト

2年に一度のクルマの祭典「東京モーターショー」(以下、MS)。今年は43回目の開催。2年前の第42回を上回る来場者数を記録し無事に終了。今回はS氏と共に注目したクルマやバイクを振り返る。

より一層ラグジュアリーに

日本を代表する名車、日産・スカイラインがフルモデルチェンジをする。プリンススカイラインから始まったスカイラインの歴史は大衆車でありながらレースとも密接に関わりのあった名車である。常にその時代の世相を反映しており、日本のモータリゼーションを語る上では欠かせない存在だ。


日産ブースに展示されたスカイライン(インフィニティ・Q50)。V35 、V36 スカイラインと目視で比べても大きくなったことが分かるほどボリュームアップしている。


レースという呪縛から解き放たれて

日産・スカイラインといえばGT-Rに代表されるようにレース界を牽引してきた存在であり、絶対的強さをほこった象徴でもある。しかし、レースを戦っていく上で勝つためのグレード、GT-Rをスカイラインという制約の中で作っていくことは今では必要ない。そこでスカイラインとGT-Rは決別し、GT-Rは独自のボディとシャシーをもった日産・GT-R(R35)に。スカイラインはラグジュアリーセダンとして独立することになった。(V35 以降)


右:スカイラインのリア。ここだけ見るとマークXにも見えるような…

人も乗せられてスポーツもできる。これがスカイラインが代々受け継いできた伝統でもある。今回発表されたスカイラインも居住空間の確保はもとより、そのボディスタイルも走りを感じさせるものであった。ロングランをしてもパッセンジャー、ドライバーも疲れを感じることは少ないと思う。さらにハイブリッドモデルもスカイラインでは始めて追加されるのでエコとエコノミーも両立できる。すでに古き良きスカイラインの面影は失われているが伝統はしっかりと受け継がれていると感じた。

MACHINE SPEC
Model:NISSAN SKYLINE
Model Number:-
Engine:-
Engine Number:-
Drive Train:FR
Transmission:-

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